霧島、決死のうっちゃり=連続Vへ2敗堅守―大相撲夏場所



両者の体がほぼ同時に土俵に落ち、軍配は琴栄峰に。物言いがついたが、霧島は「全然分からなかった」。協議の末、相手の手が先についており、行司差し違え。11勝目の勝ち名乗りを受け、「最後まで諦めずによかった」と実感を込めた。

無我夢中だった。好調な若手の圧力に追い込まれ、万事休すかと思われたところでうっちゃり。右足一本で何とか残し、白星をもぎ取った。「できるだけそうしたくなかったが、体が動いた」。内容には不満が残っても、すぐに対応できたのは、場所前に豊富な稽古を積んできた証しだろう。

2横綱2大関が不在の中、連敗しない安定感が光る。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は「自分の相撲をずっと取り続けている」と評価しつつ、「取りこぼしをなくしていかないと。もう一つ、上(横綱)を目指しているわけだから」。期待をしているからこそ、さらなる奮起を求める。

2敗対決を制し、混戦の優勝争いで単独トップに立った。2場所連続優勝に向け、「まだ残り2日間あるし、考えずに一番一番、集中したい」。自分の相撲を取ることが賜杯への何よりの近道だと、霧島は分かっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕琴栄峰(右)を攻める霧島=22日、東京・両国国技館

2026年05月22日 20時37分


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