一気に畳み掛けた打線=オリックスが復調兆し―プロ野球



前夜の逆転サヨナラ勝ちで得た勢いそのままに、オリックス打線は快音を連ねた。ハイライトは五回。打者11人の猛攻で一挙7点を奪い、勝負を早々に決めてしまった。

一回の先制後は、毎回好機をつぶしていた。五回も無死一、二塁としてから杉本、来田が三振。チームに漂いかけていた重たいムードを、8番に座った2年目の山中が変えた。カウントで追い込まれてから、外の速球を左翼線へはじき返して二塁走者が生還。「必死に食らい付いた」。これに上位打線も呼応し、束になって畳み掛けた。

巨人に3連敗、広島に1分け2敗と苦しみ、前日がようやく6月の初勝利だった。だが連敗はしていても大敗はなく、山中は「しゅんとする雰囲気はなかった」と振り返る。

この日は曽谷が今季初完投。「乗っていきたい。そんなに簡単ではないだろうが、一個一個」と語る岸田監督の目に、自信が戻ってきた。試練の時に耐え、投打がかみ合ってつかんだ勝利の意味は大きい。

【時事通信社】 〔写真説明〕5回、適時打を放ち、喜ぶオリックスの山中=10日、京セラドーム 〔写真説明〕5回、2点二塁打を放ち、喜ぶオリックスの宗(右)=10日、京セラドーム

2026年06月10日 22時45分


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