
長距離対短距離。異例の広域開催で日本が王国ブラジルに挑む一戦の総移動距離を計算すると、対照的な構図が浮かび上がった。決勝トーナメントに入り、ここからは蓄積された疲労も勝負のカギとなる。両チームの移動格差を割り出した。
拠点と各試合会場を往復すると、1次リーグの移動距離は日本が出場48チーム中、8番目に長い7494キロ、ブラジルは31番目となる3816キロと日本はほぼ2倍の距離を動いた。移動回数も拠点で試合のなかった日本が3度、ブラジルは2度で、負担の大きさは明らかだ。
日程にも差が生まれた。1次リーグ最終戦から日本の中3日に対し、ブラジルは中4日と調整期間に余裕がある。全般的に日本が不利に見えるが、拠点から試合会場があるヒューストンへの移動は日本が1057キロ、ブラジルが2251キロ。試合直前は日本の方が状態を整えやすそうだ。
森保監督は「対戦相手だけではなく、環境克服も大きなポイント」と見ており、「今大会は特に移動や気候、時差など全ての環境を制していかないといけない」と指摘する。最後の1分まで戦い抜くチームに仕上げられるか、腕の見せどころだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕初戦が行われる米ダラスに到着した日本代表=12日
2026年06月28日 19時03分