
負けたら終わりの一発勝負。決勝トーナメントに入れば、GKの働きは、これまで以上に重要となる。日本の鈴木彩艶とブラジルのアリソン。どちらがチームを勝利に導けるのか。
鈴木彩は1次リーグ最終戦のスウェーデン戦、終了間際の好セーブで勝ち点1獲得に大きく貢献した。次々にシュートを浴びる可能性もあるブラジル戦に向け、「勝つためのセーブが必要になる。僕の重要性は高くなるのかなと思う」と腕を鳴らしている。
23歳で初のW杯を戦う鈴木彩に対し、33歳のアリソンは実績十分。イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属し、ブラジル代表では3大会連続で正GK。ブラジルサッカー連盟によると、W杯通算12試合出場は名手がそろう同国代表GKで歴代3番目となった。初戦の前には「もう一度、W杯に参加し、戦うことができるのは光栄なこと」と話していた。
120分で勝負が付かず、PK戦にもつれ込んだ場合は、GKによりスポットライトが当たる。鈴木彩は「前からずっと練習して取り組んでいるところを発揮したい」と自信を示す。世界に存在を知らしめるには、これ以上ない舞台だ。
【時事通信社】
〔写真説明〕練習する鈴木彩(下)=27日、米ナッシュビル
2026年06月28日 19時03分