
【サンフランシスコ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会は27日に1次リーグを終え、前回優勝のアルゼンチン、フランスなど強豪国が順当に勝ち上がった。2022年カタール大会では実力ある欧州、南米勢が他の地域に押され気味だったが、波乱もなく32チームによる決勝トーナメントに入る。
16チームが出場した欧州勢はドイツが3大会ぶりに突破するなど、13チームが進出。南米は古豪ウルグアイを除き、残りの5チーム全てが通過した。メキシコ、米国、カナダの開催3カ国も勝ち上がり、大会を盛り上げている。
スター選手が期待通りの活躍を見せた。アルゼンチンのメッシは初戦でハットトリックを決め、W杯通算得点記録を更新。フランスのエムバペ、ノルウェーのハーランドはともに2試合連続の2得点を挙げた。今回は出場チームが史上最多の48に拡大されたこともあり、総得点数は早くも史上最多となった。
存在感を示したのがアフリカ勢。出場10チームのうち、チュニジア以外の9カ国が進出。初出場のカボベルデはスペインと引き分けて奮闘し、エジプト、南アフリカなども初めて突破した。
前回は最多の3チームが突破したアジア勢は苦戦した。大会序盤こそ格上に食らい付く試合もあったが、残ったのは3大会連続の日本と、オーストラリアのみ。米国との緊張関係から移動制限を強いられたイランは健闘したものの、わずかに及ばなかった。
初出場のヨルダン、ウズベキスタンは全敗。欧州の有力クラブでプレーする選手が少なく、まだまだ個が磨かれていない印象だ。現役時代はイタリア代表で優勝を経験したウズベキスタンのカンナバロ監督は「まだまだ向上しないといけないレベル」と力の差を痛感していた。
【時事通信社】
〔写真説明〕オーストリア戦、ドリブルするアルゼンチンのメッシ(中央)=22日、米ダラス(AFP時事)
〔写真説明〕豪州戦の前半、フリーマン(左から3人目)のゴールを喜ぶ米国の選手=19日、米シアトル(AFP時事)
2026年06月28日 19時03分