阪神、ここぞの集中打=高橋の10勝目アシスト―プロ野球



3―3の七回、阪神の攻撃。1死走者なしで投手の9番高橋に代打が送られた。両リーグ一番乗りとなる10勝目はお預けかと思われたところから、集中打が始まった。

福島と高寺の連打で一、二塁とし、広島の先発岡本をマウンドから引きずり降ろす。打席には、この日が30歳の誕生日の2番中野。「いい場面で回ってきた。自分で決めたい」。火消しを試みた高のカットボールを振り抜くと、右中間を割って悠々と三塁へ。森下も適時打で続き、3点を勝ち越した。

試合前の防御率が1.06だった高橋が、六回まで毎回安打を許して3失点。それでも打線の援護を受け、セ・リーグでは2020年の菅野智之(巨人)以来となる開幕10連勝を決めた。「思ってもいないような感じ。みんなに感謝したい」

九回には打者10人で6点を加え、最後まで攻撃を緩めなかった。藤川監督は「取っては取られるという展開が続いている。この課題はチームとして解決していかなければ」。巨人、ヤクルトとの3チームによる首位争いは大混戦。球団初のリーグ連覇に向け、この大勝で弾みをつけられるか。

【時事通信社】 〔写真説明〕7回、勝ち越しの2点三塁打を放つ阪神の中野=28日、マツダスタジアム

2026年06月28日 19時42分


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