大坂なおみ、赤土に続き芝でも=確かな進化示すプレー―ウィンブルドンテニス



【ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権の女子シングルスで元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)が1日の2回戦を快勝した。予選勝者のアナスタシア・ガサノワ(ロシア)を6―3、6―2と圧倒し「ストレートで勝てて良かった」と納得の様子だった。

これまで四大大会で4度の優勝。ハードコートの全豪、全米両オープンを2度ずつ制した。一方で赤土(レッドクレー)の全仏オープン、芝のウィンブルドンには苦手意識があった。しかし、今は精神面が成長。パワーで押し切るだけでなく、コートへの順応を深く考えるようになった。

今年の全仏は過去最高となる4回戦まで進んだ。球足が遅くラリーが続きやすいクレーコートでは、ミスからの自滅も多かった。それが今はフットワークを強化して足が動く分、しぶとく拾って粘ることができる。クレーに合わせたテニスで結果を残した。

芝でも同様だ。クレーとは特性が全く違い球足が速く、弾まない。今はより低い姿勢でボールを追い掛け、いいポイントで打てている。積極的に前に出てプレッシャーをかけるのも効果的。持ち味の力強いショットを芝の上でも生かせるようになり、「ここでは自分のスタイルが有利と感じることもある」と、新たな部分も見えてきた。

次戦は大会初の4回戦進出を懸けて、元世界8位のダリア・カサトキナ(オーストラリア)と対戦する。最初のヤマ場となりそうだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕女子シングルス2回戦でプレーする大坂なおみ=1日、英国・ウィンブルドン(EPA時事)

2026年07月03日 07時11分


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