26年春闘、賃上げ5.01%=3年連続5%超、高水準維持―連合最終集計



連合が3日発表した2026年春闘の最終集計結果によると、基本給を底上げするベースアップ(ベア)に定期昇給を合わせた賃上げ率の加重平均は5.01%(月額1万6400円)だった。前年の5.25%を0.24ポイント下回ったが、連合が掲げた「5%以上」の目標を達成した。5%超えは3年連続で、高水準の賃上げ率を維持した。

組合員300人未満の中小組合では4.69%(月額1万2866円)と、前年より0.04ポイント増。雇用の7割を占める中小でも、人手不足を背景に、交通運輸や商業流通を中心に賃上げの動きが広がった。

ただ、連合は今春闘での中小の賃上げ目標を「6%以上」としており、目標には大きく及ばなかった。大企業との賃金格差の是正は今後も大きな課題となる。

記者会見した仁平章副事務局長は、全体で3年連続の5%超えを「賃上げが当たり前の社会に向け、さらに前進する結果だった」と評価。中小の結果については「価格転嫁の有無で賃上げの差が出ている。依然として苦戦しているところもある」と指摘した。

26年春闘では、5564組合が賃上げを要求。妥結した5162組合の57.7%がベアを獲得した。業種別の賃上げ率は、製造業が5.24%、情報・出版が5.85%で、前年に続き5%台を維持。商業流通は4.60%、交通運輸は4.13%、サービス・ホテルは4.04%だった。

【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する連合の仁平章副事務局長=3日午後、東京都千代田区

2026年07月03日 20時00分


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