43歳、中村剛が一仕事=2位守るサヨナラ打―プロ野球・西武



43歳の大ベテランが一振りで試合を決め、西武が2位を守った。九回無死から、石井の2点三塁打で4―4と追い付いた直後。代打中村剛がたたいた球は三塁線に飛び、相手野手のグラブをはじいた。「当たりは良くなかったが、いいところに飛んでくれた」

ボールがファウルグラウンドを転々とする間に、走者が本塁を踏んでサヨナラ勝ち。平然としていた中村剛だが、選手たちがベンチを飛び出してペットボトルの水を浴びせると、おどけたような走りで逃げ回る。ほほ笑ましい光景に、球場は拍手と歓声に包まれた。

先に試合を終えた日本ハムが勝ち、敗れれば3位に転落する状況だった。シーズン終盤の緊張感ある戦いにも、百戦錬磨の中村剛は「どの試合もだいたい一緒、みたいな感じでやっている」と平然と言う。

西口監督は「頼りになるベテラン。経験豊富なので物おじせず、動じず、常に同じ形、雰囲気で打席に入っている」と語り、目を細めた。売り出し中の長谷川や小島、渡部らに加え、ネビン、カナリオも20代の若いチームで、存在感を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕9回、サヨナラの適時打を放ち、祝福される西武の中村剛(左)=26日、ベルーナドーム 〔写真説明〕9回、サヨナラの適時打を放ち、祝福される西武の代打・中村剛(左)=26日、ベルーナドーム

2026年09月26日 19時54分


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