安青錦、持ち味発揮=連続賜杯へいざ決戦―大相撲秋場所



激しい攻防の末、もつれるように土俵下へ転げ落ちる。軍配は安青錦に。霧島との大関対決を制して3敗を守り、「自分らしい相撲が取れた」。結びで横綱大の里が敗れてトップに並んだものの、口ぶりは冷静そのものだった。

力強く当たり、持ち前の低い姿勢を起こそうとする相手の攻めをこらえる。右で上手を引くと、頭をつけながら、じりじりと前進。寄り倒し、「しっかりと我慢した。体が勝手に反応した」と納得の表情を見せた。

4日目から3連敗。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)から「勝っても負けても、胸を張って相撲を取りなさい」と激励され、本来の姿を取り戻せたという。「一緒に戦っているから。頑張っているのは知っている」と親方。師弟の絆を復調のきっかけとし、7日目からの8連勝でついに優勝を射程に捉えた。

賜杯の行方は、千秋楽の結びでの大の里との相星決戦に。「悔いのないように自分らしくやっていきたい」。先場所も優勝決定ともえ戦を制するなど、無類の勝負強さを誇る22歳は自然体で大一番に挑む。

【時事通信社】 〔写真説明〕霧島(右)を攻める安青錦=26日、東京・両国国技館

2026年09月26日 20時37分


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