日本水泳連盟は16日、来年の東京五輪に出場する競泳代表選手の選考基準を発表した。今夏の世界選手権の決勝進出タイムを基に作成した派遣標準記録を設定。代表選考会を兼ねて来年4月に行われる日本選手権の個人各種目決勝で、記録を突破して2位以内に入った選手が代表となる。その後けがなどがあった場合を除き、追加選考はない。
女子の200メートルバタフライと400メートル個人メドレーについては、世界選手権の決勝進出タイムが国際水泳連盟(FINA)が定める五輪参加基準を下回ったため、FINAの基準で標準記録を設定した。リレー種目は別の基準で選考。五輪出場枠を確保した種目は全てエントリーするため、記録を切れなかった選手も代表に入る可能性がある。
世界選手権の男子で200メートルと400メートルの個人メドレーを制した瀬戸大也(ANA)は既に代表に決まっている。
【時事通信社】
2019年09月16日 15時34分
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