福岡国際マラソンは5日、福岡市の平和台陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われ、ケニア出身のマイケル・ギザエ(スズキAC)が2時間7分51秒で初優勝した。細谷恭平(黒崎播磨)が2時間8分16秒で日本勢最高の2位。75回目を迎えた伝統のある大会は、スポンサー離れなどの財政難を理由に今回が最後となった。
大塚祥平(九電工)は2時間8分33秒で4位、5秒差で高久龍(ヤクルト)が5位。上門大祐(大塚製薬)が2時間8分56秒で6位。ここまでの日本勢4人は、2024年パリ五輪の代表選考会として23年秋に開催されるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。
川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は12位。日本歴代3位の記録を持つ設楽悠太(ホンダ)は20キロすぎに棄権した。
【時事通信社】
〔写真説明〕日本勢最高の2位でゴールする細谷恭平=5日、福岡・平和台陸上競技場
〔写真説明〕初優勝したマイケル・ギザエ=5日、福岡・平和台陸上競技場
2021年12月05日 18時26分