千葉銀と千葉興銀、経営統合へ=国内2位の地銀グループに



千葉県を地盤とする大手地方銀行の千葉銀行と千葉興業銀行が経営統合する方向で調整していることが1日、分かった。千葉銀は同県の地銀1位で、千葉興銀は3位。「金利のある世界」の到来で金融機関の競争が激しさを増す中、地元の銀行同士の統合で事業基盤を固め、収益力の強化を目指す。

具体的な統合の時期や手法は今後詰める。千葉銀が千葉興銀を完全子会社化する案などが浮上しているもようだ。統合が実現すれば、連結総資産(2025年3月期)は単純合算で25兆円に迫る規模となる。横浜銀行を核とするコンコルディア・フィナンシャルグループを抜き、福岡銀行を中心とするふくおかフィナンシャルグループに次ぐ国内2位の地銀グループとなる見通しだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕千葉銀行(写真左)と千葉興業銀行の看板

2025年07月01日 22時34分


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