小泉・加藤氏が参拝、閣僚6年連続=靖国神社、首相は玉串料



小泉進次郎農林水産相と加藤勝信財務相は15日、東京・九段北の靖国神社にそれぞれ参拝した。終戦の日に閣僚が参拝するのは6年連続となる。石破茂首相は、自民党総裁として代理人を通じて私費で玉串料を奉納。自身の参拝は見送り、東京・三番町の千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花した。

自民党の高市早苗前経済安全保障担当相や小林鷹之元経済安保担当相、参政党の神谷宗幣代表、日本保守党の百田尚樹代表らもそれぞれ参拝。超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー52人も一斉に参拝した。

中国や韓国は、A級戦犯が合祀(ごうし)された靖国神社を政府要人が参拝することに反対している。小泉氏は15日の記者会見で「国家のために命をささげた方に対する礼を忘れないことは重要だ」と強調した。

現職首相の参拝は、2013年12月の安倍晋三氏が最後。石破首相は昨秋と今春の例大祭で、過去の対応を踏襲して祭具の真榊(まさかき)を奉納している。

【時事通信社】 〔写真説明〕靖国神社へ参拝に訪れた小泉進次郎農水相=15日午前、東京都千代田区 〔写真説明〕靖国神社を参拝した加藤勝信財務相=15日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕参拝を終えた超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー=15日午前、東京都千代田区

2025年08月15日 18時48分


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