9月都内物価、2.5%上昇=エネルギー押し上げ―総務省



総務省が26日発表した9月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が110.0と、前年同月比2.5%上昇した。プラスは49カ月連続。エネルギーがプラスに転じたため、鈍化傾向にあった伸び率は前月から横ばいとなった。

エネルギーは2.7%上昇。政府による電気・ガス料金補助は続いているものの、前年の補助金再開の影響で、前年同月比ではプラスとなった。電気代は3.4%、都市ガス代は2.0%、それぞれ上がった。

生鮮食品を除く食料は6.9%上昇。米類は46.8%上昇したが、伸び率は5カ月連続で縮小した。コメに関連した品目では、おにぎりが17.7%、外食のすしが10.0%のプラスだった。

保育所保育料は60.4%の大幅下落。都が第1子からの保育料無償化を開始した影響が出た。水道料も基本料金無償化で34.6%のマイナスとなった。

【時事通信社】

2025年09月26日 10時39分

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