自民圧勝、300議席超=与党3分の2、高市政権継続―中道大幅減、野田氏辞任表明・参政、みらい躍進【2026衆院選】



第51回衆院選は8日、投開票された。自民党は、過去最多だった1986年の300議席を超える見通しとなった。高市政権は継続する。日本維新の会と合わせた与党では、定数の3分の2に当たる310議席超を獲得。中道改革連合は公示前の172から大きく減らし、野田佳彦共同代表は辞任を表明した。参政党、チームみらいは躍進する情勢だ。

与党は、高市早苗首相(自民総裁)が勝敗ラインに設定した過半数(233)を大きく上回った。3分の2の議席を得たことで、与党が過半数を割る参院で法案が否決されても衆院で再可決できるようになる。憲法改正の発議も可能になる。

首相は国民の信任を得たとして「責任ある積極財政」や安全保障強化など、政策推進を加速させる考えだ。8日夜のテレビ番組で、公約した2年間の食料品消費税率ゼロについて、超党派で設置する「国民会議」で検討を加速する方針を示した。消費減税を「自民単独で押し切ることは考えていない」と述べた。

首相は自民党役員と首相指名選挙後の閣僚人事に関し「大きな変更はない」と語った。近く召集する特別国会で改めて首相に指名される見通しで、第2次内閣を発足させる。

衆院解散の直前に結党した中道は、自民の派閥裏金事件に関わった候補公認を批判したが、支持は広がらなかった。野田氏は9日未明の記者会見で「万死に値する大きな責任だ」と述べた。テレビ番組では「民意を厳粛に受け止める」と語った。安住淳共同幹事長は辞任する意向を固めた。

衆院選は2024年10月以来約1年3カ月ぶり。自維連立政権発足後初の国政選挙で、首相は連立に対する信を問う機会と位置付けた。

【時事通信社】 〔写真説明〕笑顔の高市早苗首相(自民党総裁、写真右)と厳しい表情の中道改革連合の野田佳彦共同代表=8日

2026年02月09日 01時54分


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