
衆院予算委員会は2日午前、高市早苗首相と全閣僚が出席し、2026年度予算案に関する2日目の基本的質疑を行った。首相はイラン情勢に関し「イランによる核兵器開発は決して許されない」とした上で、「イランに対し周辺国への攻撃を含む地域を不安定化させる行動をやめるとともに、交渉を含む外交的解決を強く求める」と語った。
首相は「事態の早期沈静化に向け、必要なあらゆる外交努力を行っていく」と強調。米国とイスラエルによる攻撃に関しての論評は避けた。
茂木敏充外相はイランの在留邦人約200人の安否に関し「ほぼ全員と既に連絡を取っている。何らかの被害があるという情報には接していない」と説明。周辺国の邦人約7700人についても「安否確認を取っている。必要な場合の退避の準備も進めている」と語った。日本維新の会の藤田文武共同代表への答弁。
ホルムズ海峡が封鎖されたとの情報が出ていることに関し、首相は「事実関係について情報収集を行っている」とした上で、周辺海域の日本船舶の乗員は全員安全だと確認していると報告した。また、日本の石油備蓄について「現在、254日分ある」と説明。外相は「事態が長期化した場合のエネルギー供給・国内価格への影響をしっかり見ていきたい」と強調した。国民民主党の村岡敏英、浅野哲両氏への答弁。
【時事通信社】
〔写真説明〕衆院予算委員会で答弁する高市早苗首相=2日午前、国会内
〔写真説明〕衆院予算委員会で質問する日本維新の会の藤田文武共同代表=2日午前、国会内
2026年03月02日 11時29分