避難者なお7200人超=農業用水、復旧見通せず―熊本地震



熊本県で最大震度7を観測した地震から9日目となる5日も、被災地では7200人以上が避難生活を続けた。一時は約10万8000戸が断水したが、約4万4000戸まで減少。生活用水は8月中に各地区で復旧できる見込みだが、農業用水の復旧は見通せない。

県災害対策本部によると、5日午前7時半時点で関連調査中を含めた地震の死者は38人。このうち商業施設「イオンモール熊本」(嘉島町)の爆発事故で7人、煙突が倒壊した日本製紙八代工場(八代市)で9人が死亡した。日本製紙の瀬辺明社長らは同日午後3時から、八代市役所で地震後初めて記者会見する。

住宅被害は1万3690棟に上り、内訳は全半壊1744棟、一部破損6068棟など。断水が続いているのは宇城市、甲佐町、八代市、氷川町の4自治体で、このうち甲佐町では今月初旬に上下水道が復旧するめどが立った。

気象庁によると、被災地は最高気温が35度前後、最低気温も30度前後の日が今後も続くとみられる。車中泊をしていた70代女性が熱中症の疑いで死亡する事例も起きており、引き続き昼夜を問わず警戒が必要だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕倒壊した家屋=5日午前、熊本県氷川町 〔写真説明〕倒壊した家屋=5日午前、熊本県氷川町

2026年08月05日 12時59分


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