
【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版、WSJ)は18日、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との会談を今秋にも実現するよう側近に働き掛けていると報じた。ただ、公式な計画としては進められていないといい、北朝鮮側と具体的なやりとりがあるかも不明だ。
トランプ氏のアジア訪問に合わせた会談の可能性を議論しているという。11月に中国広東省深センでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が行われる予定。
WSJはトランプ氏の狙いについて、対イラン軍事作戦が泥沼化する中、「外交面の輝かしい業績を求めていることを示唆している」と指摘した。
トランプ氏は16日、SNSで、米韓合同軍事演習の「大幅縮小」を指示。正恩氏との会談を望んでいることを示唆したとみられている。17日にはホワイトハウスで記者団に「(対話の要請に)彼が応えた」と主張していたが、詳細は明らかにしていない。
トランプ氏は政権1期目に正恩氏と3回会談したが、「朝鮮半島の非核化」の進め方を巡って決裂した。その後、北朝鮮は核・ミサイル開発を加速させており、4度目の会談が実現しても非核化で成果を出すのは困難との見方が根強い。
【時事通信社】
〔写真説明〕トランプ米大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=2019年6月、板門店(AFP時事)
2026年08月19日 16時11分