N党立花氏襲撃、男認める=殺人未遂、被害者参加も―東京地裁



政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(59)が2025年3月、街頭演説に訪れた東京・霞が関で切り付けられた事件で、殺人未遂などの罪に問われた無職宮西詩音被告(32)の裁判員裁判の初公判が2日、東京地裁(江口和伸裁判長)であった。宮西被告は罪状認否で「すべて認めます」と述べた。

立花氏は兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題に絡み、死亡した元県議=当時(50)=に対する名誉毀損(きそん)罪で神戸地検に起訴され、勾留中。宮西被告の公判に被害者参加制度を利用して出席した。黒いシャツに紺色のスーツ姿で、検察官の後ろに座り、落ち着いた様子で審理を見守っていた。

検察側は冒頭陳述で、立花氏が元県議を自殺に追い込んだとする報道を見て、犯行に及んだと指摘。凶器のなたはネットで購入し、兵庫県内の街頭演説などでも襲撃を試みたが、断念していたと明かした。

弁護側も冒頭陳述し、過去の選挙で立花氏に投票したことから責任を感じ、「悪を正さないといけない」と思い込んだと説明した。

起訴状によると、宮西被告は25年3月14日、東京・霞が関の経済産業省前の歩道で、殺意を持って立花氏の頭部を刃渡り約16センチのなたで切り付け、3週間のけがをさせたなどとされる。立花氏は同月投開票の千葉県知事選に立候補していた。

【時事通信社】 〔写真説明〕「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に対する殺人未遂罪などに問われた宮西詩音被告(中央)=2025年3月14日、東京都千代田区 〔写真説明〕切り付けられ負傷した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首=2025年3月14日、東京都千代田区

2026年10月02日 11時43分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース