ウクライナ大統領「交代を」=製油所攻撃の停止要求、「米農家に影響」と批判―トランプ氏



【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ロシアの製油施設への攻撃を続けているとしてウクライナのゼレンスキー大統領を非難し、「新たな大統領を迎える時期に来ている」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、トランプ氏が公然とゼレンスキー氏批判を展開したことで、米ウクライナ関係が再び悪化するとの懸念が高まりそうだ。

トランプ氏とロシアのプーチン大統領は9日、高騰する軽油価格の抑制に向け、米国や国際市場にロシア産軽油の供給を始めることで合意。米政府は実現のため対ロ制裁の一部を緩和すると発表し、ゼレンスキー氏がロシアの戦費調達を助けるだけだと反発していた。

トランプ氏は、ウクライナ軍による製油施設攻撃が世界的な軽油不足を招いており、「ゼレンスキーはわが国の農家や牧場経営者に問題を引き起こしたがっている」と主張した。その上で、ゼレンスキー氏に「製油施設は攻撃するな」と伝えたにもかかわらず実行したと説明し、「いいかげんにやめるべきだ」と要求した。

さらに、ゼレンスキー氏には何度も紛争を終結させる機会があったのにそうしなかったと指摘。「合意をまとめられる新たな指導者を迎えるよう提案する」と話した。

【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とトランプ米大統領=9月22日、ニューヨーク(AFP時事)

2026年10月11日 07時21分


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