杭州アジア大会が開幕=コロナによる1年延期経て



【杭州時事】第19回アジア競技大会は23日夜、中国・杭州の杭州オリンピックセンタースタジアムで開会式が行われた。中国での開催は、2010年広州大会以来3度目。45の国と地域から史上最多となる約1万2000人の選手が参加し、10月8日まで40競技で熱戦を繰り広げる。

新型コロナウイルスの影響で1年延期を経て迎える開会式は、巨大なハスの花をモチーフにした外観のスタジアムが舞台。近代的な技術を駆使して中国悠久の歴史や文化、アジアや世界との調和をアピールした。厳格だった「ゼロコロナ」政策は撤廃されており、中国の習近平国家主席が出席し、開会を宣言した。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も出席した。

日本選手団は過去最多となる1100人を超える規模の選手、役員らで編成。24日からは競技が本格的にスタートし、愛知県、名古屋市の共催となる次回26年大会の開催国として臨む。

【時事通信社】 〔写真説明〕メイン競技場で行われたアジア大会の開会式=23日、中国・杭州 〔写真説明〕開会式で点火された聖火=23日、中国・杭州

2023年09月23日 22時25分


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