高市科技相、処理水放出「幅広い支持」=欧州から評価も、IAEA総会



【ウィーン時事】高市早苗科学技術担当相は25日、8月に始まった東京電力福島第1原発からのトリチウムを含む処理水の放出について「幅広い支持を得ていると感じた」と語った。ウィーンでこの日開幕した国際原子力機関(IAEA)年次総会の会場で、記者団の取材に応じた。

高市氏は同日、米国とフランスの原子力当局トップと相次いで会談。その場で「理解と支持を確認することができた」という。

総会の一般討論演説では、ブルガリアの代表が処理水放出に関して「日本のIAEAに対する協力姿勢と透明性を評価する」と言及。デンマークとチェコもIAEAが独立した立場から監視していることを強調し、支持の姿勢を明確にした。

【時事通信社】 〔写真説明〕国際原子力機関(IAEA)年次総会の会場で記者団の取材に応じる高市早苗科学技術担当相=25日、ウィーン 〔写真説明〕国際原子力機関(IAEA)年次総会で一般討論演説を行うブルガリア政府の代表=25日、ウィーン(IAEAのビデオ画像より・時事)

2023年09月26日 07時58分


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