米韓演習縮小「興味なし」=敵視政策変わらずと一蹴―北朝鮮・与正氏



【ソウル時事】北朝鮮の金与正朝鮮労働党総務部長は19日、声明を出し、トランプ米大統領の指示で米韓合同軍事演習が縮小されることについて「評価する価値もなく、全く興味を感じない」と一蹴した。朝鮮中央通信が伝えた。与正氏は金正恩総書記の妹。

与正氏は「訓練の規模や期間が減ったからといって、挑発的、攻撃的性格の軍事演習の本質は変わっていない」と強調し、「米国の敵視政策は変わっておらず、今この瞬間も敵対的な軍事活動を猛烈に行っている」と主張した。

また、トランプ氏が正恩氏について「彼は(対話の要求に)応えた」と述べたことに関し、「私は全く知らないことだ」と否定。一方で「わが国家首班がトランプに対して個人的に良い思い出と感情を持っていることは既に何度も明らかにしている。両指導者の関係は依然素晴らしい」とも言及した。

トランプ氏の正恩氏に対する融和メッセージは、対イラン軍事作戦が泥沼化する中、11月の中間選挙をにらんだジェスチャーとの見方もある。北朝鮮はひとまず、核問題などで米国が政策を変更する可能性があるのか、米側の真意を見極めたい意向とみられる。

【時事通信社】 〔写真説明〕北朝鮮の金与正朝鮮労働党総務部長=2025年9月、北京(AFP時事)

2026年08月20日 16時38分


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