トランプ氏、正恩氏と年内会談に意欲=北朝鮮から前向き反応なし



【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と年内に会談する意向を表明した。ホワイトハウスで記者団に語った。米メディアは18日、トランプ氏が今秋にも首脳会談を実現するよう側近に求めていたと報じていた。ただ、北朝鮮側から前向きな反応はなく、実現するかは不透明だ。

正恩氏と年内に会う予定はあるかとの記者からの問いに、トランプ氏は「そのつもりだ」と答えた。また、「(北朝鮮は)57発の非常に強力な核兵器を保有している」とも主張し、「私が(開発時に)大統領だったら、それを許さなかっただろう」と語った。

トランプ氏は、米韓合同軍事演習の規模縮小を指示するなど、正恩氏に秋波を送っている。北朝鮮情勢に詳しいリビア元米国務副次官補は取材に「イランでの惨事から注意をそらし、急落する支持率を立て直すために、トランプ氏は首脳会談を望んでいる」と指摘した。

しかし、正恩氏の妹、与正党総務部長は19日の声明で「興味を感じない」と一蹴。さらに、トランプ氏が「(正恩氏は対話の要求に)応えた」と述べたことについて、与正氏は「私は全く知らないことだ」と否定的な見解を示した。リビア氏は「正恩氏は米側の譲歩を軽く見ることで、トランプ氏がさらに譲歩をせざるを得ないと感じることを期待している」と分析した。

【時事通信社】 〔写真説明〕トランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(AFP時事)

2026年08月20日 17時01分


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