
【シリコンバレー時事】対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIは3日、米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムとクラウドサービスの利用で提携したと発表した。今後7年間の契約で、金額は380億ドル(約5兆8500億円)規模となる。オープンAIは、長年提携してきた米マイクロソフトのクラウドに依存しており、計算能力確保の多角化を図る狙いがありそうだ。
利用するのはアマゾンのクラウド事業「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」。AWSは米半導体大手エヌビディア製の先端AI半導体を用いたサーバーを提供し、チャットGPTの推論処理や次世代AIモデルのトレーニングなどに活用する。
〔写真説明〕米オープンAIとチャットGPTのロゴマーク(AFP時事)
2025年11月04日 18時01分