米スタバ、中国事業の過半数株売却=投資会社に6200億円で



【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン大手スターバックスは3日、中国事業の立て直しを目指し、投資会社の博裕資本(ボーユー・キャピタル)との合弁事業に切り替えると発表した。運営会社の株式の6割をボーユーに約40億ドル(約6200億円)で売却する。

スターバックスは4割の株式を保有。ブランドと知的財産を所有し、合弁事業にライセンスを供与する。

スターバックスは1999年に中国初の店舗を北京に開設。中国は米国に次いで2番目に大きな市場だが、低価格商品を展開する現地の瑞幸コーヒー(ラッキンコーヒー)などとの競争が激化し、業績が低迷していた

スターバックスは中国市場で現在の約8000店舗から、2万店舗まで拡大させる計画を示している。

〔写真説明〕米コーヒーチェーン大手スターバックスのロゴマーク

2025年11月04日 18時01分


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