来年4月に三菱ふそうトラック・バスと持ち株会社方式で経営統合する日野自動車は4日、独ダイムラートラック子会社社長のサティヤカーム・アーリャ氏(52)が社長に就任する人事を発表した。一方、三菱ふそうの社長には、ダイムラートラックのフランツィスカ・クスマノ氏(36)が就く。いずれも来年4月1日付。
持ち株会社の最高経営責任者(CEO)には、三菱ふそうのカール・デッペン社長が就く予定で、子会社2社と持ち株会社のトップをダイムラートラック出身者が占める形となった。
日野自の小木曽聡社長は、持ち株会社の最高技術責任者(CTO)に就くことがすでに決まっている。
持ち株会社は、日野自と三菱ふそう、それぞれの親会社であるトヨタ自動車とダイムラートラックが共同で設立する。
アーリャ氏は、2018年11月からダイムラートラックのインド子会社、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズの社長兼CEOを務めている。クスマノ氏は、ダイムラートラックの事業部門トップを務めている。
2025年11月04日 20時09分
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