城北信金の信託業務認可=業界初、高齢者ニーズ取り込み―金融庁



金融庁は20日、城北信用金庫(東京)に対し、遺言の執行や遺産整理などの支援が可能となる信託業務を認可した。一般的な金融業務に加え信託業務も行える兼営認可を取得するのは、信金では初めてとなる。地域金融機関の間で預金の獲得競争が激化する中、城北信金は高齢者のニーズを取り込み、業務を拡大させる方針だ。

城北信金は信託業務に参入することで、相続関連や資産形成の支援サービスを強化したい考え。相続をきっかけに預金が大手銀行に流出するケースも増えており、こうした顧客離れを食い止める狙いもありそうだ。

〔写真説明〕城北信用金庫の看板

2025年11月22日 10時44分


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