高市首相、南アＧ２０へ出発＝中国の対日批判警戒
高市早苗首相は２１日、南アフリカでの２０カ国・地域首脳会議（Ｇ２０サミット）に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。台湾有事を巡る首相の国会答弁に中国が猛反発する中、同国の李強首相と接触するかが焦点となる。会議などの場で中国側が日本批判を展開する可能性もあり、政府は警戒を強めている。
高市氏は出発に先立ち、首相官邸で記者団の取材に応じ、「戦略的互恵関係の包括的推進という方向性に変わりはない」と強調。先に習近平国家主席との会談で確認した「建設的で安定的な関係」の構築を追求する考えを示した。
【時事通信社】
〔写真説明〕Ｇ２０サミット出席のため南アフリカへ出発するのを前に、記者団の取材に応じる高市早苗首相＝２１日午後、首相官邸
2025年11月21日 16時12分
