【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は11日、来年2月末で任期満了を迎える地区連邦準備銀行総裁11人の再任を発表した。トランプ政権がFRBへの利下げ圧力を強める中、連銀総裁の再任に横やりを入れる可能性が取り沙汰されていた。全米12地区の連銀総裁のうち、アトランタ連銀のボスティック総裁は2月末で退任する意向を示している。
連銀総裁はFRBの金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)に参加し、持ち回りで投票権を持つ。任期は5年間。各連銀理事会による包括的な調査と、正副議長を含めたFRB理事の全会一致の同意を踏まえ、再任が認められた。
2025年12月12日 07時58分
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