
東京商工リサーチが9日発表した2月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は、前年同月比11.3%増の851件となった。3カ月連続の増加で、2月としては2013年以来13年ぶりの高水準。販売不振などによる経営悪化に加え、人手不足を要因とした倒産が増えた。
産業別に見ると、サービス業等が30.9%増の309件で最多。建設業や運輸業も前年同月を上回った。原因別では販売不振が625件で全体の73.4%を占めた。人件費の高騰や求人難、従業員の退職など「人手不足」による倒産は47件で、前年同月(19件)から2倍以上に増加した。
負債総額は22.2%減の1331億6000万円。負債1億円未満の倒産は8割近くに上り、小・零細規模が中心だった。
〔写真説明〕東京商工リサーチのロゴマーク
2026年03月09日 14時45分