3月経済報告「中東の影響注視」=景気判断「緩やかに回復」維持



政府は27日、3月の月例経済報告を公表し、イラン情勢の緊迫化を踏まえて「中東情勢の影響を注視する必要がある」と指摘した。原油輸送の要衝ホルムズ海峡が事実上封鎖され、プラスチック製品の原料となるエチレンなどの石油化学分野について「減産の動きに注視が必要だ」と懸念を示した。景気の全体判断は「緩やかに回復している」に据え置いた。

内閣府は、原油価格が10%上昇した場合、消費者物価が1年程度かけて0.3%程度押し上げられると分析。仮に原油や液化天然ガス(LNG)などの必要量を確保できても、輸入価格が50%上昇すれば9兆円、80%なら15兆円程度の追加コストが生じるとの試算を示した。

〔写真説明〕月例経済報告関係閣僚会議に臨む高市早苗首相(右から3人目)=27日午後、首相官邸

2026年03月27日 19時31分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース