NY株大幅続伸、1125ドル高=中東戦闘終結に期待―原油は下落



【ニューヨーク時事】3月31日のニューヨーク株式相場は、米イラン両国首脳が中東での戦闘が終結する可能性に言及したと報じられると緊張緩和への期待が高まり、大幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1125.37ドル高の4万6341.51ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は795.99ポイント高の2万1590.63で引けた。一方、原油先物相場は下落した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは30日、トランプ米大統領が側近に対し、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖状態が続く状況でも対イラン軍事作戦を終える用意があると伝えたと報じた。さらに31日午後、イランのペゼシュキアン大統領が戦闘の終結に向け「必要な意思を持っている」と表明したとイラン国営メディアが伝えると、投資家心理が大きく改善した。

ダウ銘柄は米半導体大手エヌビディアや米金融大手ゴールドマン・サックスの株価が上昇。一方、米石油大手シェブロンは下落した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は4営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの終値は前日比1.50ドル安の1バレル=101.38ドルで終了。イラン大統領の発言をきっかけに一時99ドル台まで急落したが、ホルムズ海峡の封鎖や原油供給不足が続くリスクが意識され、下げ渋った。

〔写真説明〕3月31日、米ニューヨーク証券取引所のフロアで取引を行うトレーダー(AFP時事)

2026年04月01日 12時58分


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