【北京時事】中国国家統計局が10日発表した3月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比0.5%上昇した。米国とイスラエルのイラン攻撃に伴う原油高のためで、プラスは2022年9月以来3年6カ月ぶり。消費者物価指数(CPI)は1.0%上昇した。
国際原油相場は、イラン攻撃が始まった2月下旬以降、一気に急騰した。3月の中国PPIでは、石油と天然ガス生産価格が5.2%上昇と、前月の12.9%低下から反転。採掘や原材料の価格が上昇に転じたほか、食品や日用品の価格もマイナス幅が縮小した。
統計局の専門家は「輸入価格の上昇が国内関連産業に波及した」と説明。原油の供給不安の長期化を懸念する声も出る中、中国政府はガソリンや軽油の輸出を絞り、国内供給を優先する方針を示しているとされる。
2026年04月10日 18時05分
other