
総務省が22日発表した4月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が112.5と、前年同月比1.4%上昇した。プラスは56カ月連続。政府によるガソリン補助金や私立高校の授業料無償化などが上昇を抑制。伸び率は3月(1.8%)を下回り、2カ月ぶりに縮小した。
生鮮食品を除く食料は4.1%上昇で、伸び率は9カ月連続縮小した。歴史的な価格高騰が続いた米類は0.6%上昇と、前月(6.8%上昇)を大幅に下回った。一方、不作による需給逼迫(ひっぱく)に伴いコーヒー豆は46.8%、昨年6~7月の値上げの影響でチョコレートは21.6%の大幅上昇となった。
エネルギーは3.9%低下。ガソリンは暫定税率廃止や、中東情勢の悪化による原油価格高騰を受けた政府による補助金の効果で、9.7%低下した。電気代は2.6%、都市ガス代は5.1%、それぞれ下がったが、政府補助金の値引き単価が縮小した影響で価格の抑制効果は低下した。私立高校の授業料は68.8%低下した。
生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は1.4%の上昇。生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は1.9%上昇した。
〔写真説明〕スーパーの野菜売り場で、買い物する人たち=4月24日、東京都内(AFP時事)
2026年05月22日 14時19分