北米貿易協定「更新のつもりない」=トランプ氏、見直し控え圧力



【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、「更新するつもりはない」との見方を示した。7月1日に発効後初めての見直し会合を控える中、カナダとメキシコに圧力をかけた形だ。ホワイトハウスで記者団に語った。

3カ国が見直しに合意すれば、協定は2042年7月まで延長される。協議で折り合えなければ毎年交渉を続け、最終的には36年に失効する。書面で通知すると協定離脱も可能だ。日系企業は無関税で米国に輸出できることからメキシコへの生産移転を進めており、協議の進展次第では打撃を受ける可能性がある。

トランプ氏は、「協定が素晴らしいのは、破棄する権利を盛り込んだためだ」と主張。現在の内容のままでは見直しに応じない姿勢を示し、「カナダやメキシコの自動車も木材もエネルギーも、何も必要ない」と突き放した。

〔写真説明〕カナダとメキシコ、米国の国旗(AFP時事)

2026年06月11日 13時01分


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