大企業景況感、4期ぶりマイナス=製造業中心に中東懸念拡大―4~6月期



財務省と内閣府が11日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はマイナス0.5だった。マイナスは4四半期ぶりで、前回調査(プラス4.4)から急速に悪化。中東情勢の緊迫化による資材価格高騰などへの懸念から製造業がマイナスに転じた。非製造業はわずかにプラスを確保したが、景況感悪化を見込む企業が増えている。

大企業製造業はマイナス1.8(前回調査プラス3.8)。原油やナフサなどの供給不安や価格上昇を背景とした資材価格の高騰で、自動車・同付属品製造業はマイナス19.4、食料品製造業はマイナス7.4と、景況感は大きく悪化した。

大企業非製造業はプラス0.027(同プラス4.6)。金融業やサービス業が好調だった一方、中東情勢を受けたコスト悪化不安から建設業はマイナス10.9だった。中小企業全産業はマイナス17.6。先行きについては、大企業全産業で7~9月期がプラス4.3、10~12月期がプラス4.5と回復を見込んだ。

〔写真説明〕東京都心の高層ビル群(手前)と富士山=2025年11月(AFP時事)

2026年06月11日 13時30分


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