
猛暑到来を前に、各メーカーが工夫を凝らした猛暑対策の新商品を投入している。気象庁の予想では、今夏(6~8月)の平均気温は全国的に平年より高い見通し。楽天グループによる通販サイト「楽天市場」の購買データなどに基づくトレンド予測では、今夏は冷却機能を備えた空調ウエアや携帯型の多機能扇風機(ファン)などが注目商品という。
東京都内で5日開かれた猛暑対策商品の展示会「ひんやりエキスポ」には、29社が参加。空調ウエアなどを手掛けるメカリンク(東京)はリュック型の冷却ウエアをアピールした。外気より最大14度低い冷気で体を冷やす独自の冷却ユニットを搭載し、杉田聖威社長は「(送風機能だけの)従来の空調ウエアとは全く異なる」と強調。屋外作業者の暑さ対策に加え、普段着にも合わせられるデザインにしたという。
家電メーカーのシャークニンジャ合同会社(東京)は、ミスト噴出用のアタッチメントや皮膚温度を最大9度下げる冷却プレートを取り付けられる携帯型ファンを出展した。
猛暑を乗り切るひんやりグルメでは、生活雑貨販売のライフオンプロダクツ(大阪市)が調理器具「アイススラリーも自動で作れるアイスクリームメーカー」を紹介。冷凍庫で冷やしたポット状の器具に好きなドリンクを入れ、ボタンを押すだけでシャーベット状の飲料「アイススラリー」が簡単に完成する。
楽天グループなどが今年4~5月に男女1000人を対象に実施したアンケート調査では、4人に1人が「昨年の暑さ対策は不十分だった」と回答した。最高気温40度以上の「酷暑日」に順応するためにも「猛暑攻略グッズの需要が増す」として、今夏の一段の市場拡大を予想する。
〔写真説明〕猛暑対策商品の展示会「ひんやりエキスポ」=5日、東京都港区
〔写真説明〕メカリンクが販売するリュック型の冷却ウエアを着用する同社の杉田聖威社長=5日、東京都港区
〔写真説明〕ライフオンプロダクツのアイススラリーを自動で作れる調理器具=5日、東京都港区
〔写真説明〕シャークニンジャ合同会社のミスト噴出機能と冷却プレートを備えた携帯型扇風機(同社提供)
2026年06月13日 14時32分