
財務省が8日発表した5月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は3兆9683億円の黒字だった。黒字は16カ月連続。半導体などの輸出拡大で貿易収支が黒字転換したことを主因に、黒字幅は前年同月の3兆3205億円から拡大した。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は69億円の黒字(前年同月は4971億円の赤字)。輸出額は、半導体などの電子部品や自動車が堅調で、前年同月比14.7%増の9兆3602億円。輸入額も、半導体などを中心に8.1%増の9兆3533億円だった。
配当金や利子収支を示す第1次所得収支は2.3%増の4兆2756億円の黒字。証券投資で日本企業が受け取る配当金の増加が寄与した。
〔写真説明〕財務省=東京都千代田区
2026年07月08日 12時02分