
【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー首相は15日、シドニーで演説し、人工知能(AI)の進展から国民生活を守るための国家基準を策定すると表明した。大規模データセンターに電力の自給を義務付けることや、著作権の保護強化などが柱。来年初頭に規制の立法化を目指す。内閣に調整を担う「AI事務局」を設置する。
データセンターは大量の電力を消費するため、新増設による電力不足や電気代高騰が懸念されている。アルバニージー氏は「家庭や企業にコストが転嫁されないようにする」と強調。各施設に全電力を再生可能エネルギーで賄うよう求め、余った電力を市中に供給させる構想を示した。水資源の利用にも制限を設ける。
〔写真説明〕15日、シドニーで人工知能(AI)規制に関し表明するオーストラリアのアルバニージー首相(AFP時事)
2026年07月15日 17時00分