
【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、アルミニウム関税に優遇措置を設ける布告に署名した。鉱石から新たに製造されるアルミについて、米国内で製錬所の新設や拡張、改修に投資する企業を対象に、生産計画に応じた量だけ関税率を50%から25%に半減する。
米国内で防衛関連品などに使われるアルミの生産が不足していることを踏まえた。米政権は現在、アルミ含有量の多い品目は50%、派生製品は25%に関税率を設定している。含有量が15%以下の製品の関税はゼロ。
新たな措置では、トランプ氏の任期末の2029年1月20日までに、設備の建設や拡張、改修を始めることを要件とする。商務長官が投資額の妥当性や生産見通しなどを審査。計画が承認されれば、設備完成後の年間生産量の相当分を現行の半分の税率25%で毎年輸入できる。
〔写真説明〕アルミニウムのコイル=資料(EPA時事)
2026年07月21日 16時32分