
【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は23日、ユーロ圏の金融政策を協議する定例理事会を開き、政策金利を2会合ぶりに据え置いた。主要政策金利の一つで、民間銀行がECBに資金を預ける際に適用する中銀預入金利を2.25%に維持した。
中東情勢の緊迫化で、原油相場は再度上昇しているものの、足元のインフレ圧力が和らいでいることなどを踏まえ、前回6月会合に続く利上げは見送った。6月に約3年ぶりに踏み切った利上げが景気やインフレ動向に与える影響を慎重に見極める。
ECBは声明で、中東地域での衝突に伴うエネルギーショックについて「インフレに及ぼす影響はなお大きく不確実性が高い状態だ」と指摘。2%の中期的な物価目標の実現に向けて物価見通しやリスクについて注視し、今後の経済データ次第では必要な措置を取る構えを示した。
〔写真説明〕欧州中央銀行(ECB)本部=ドイツ・フランクフルト(EPA時事)
2026年07月23日 22時23分