バーFRB理事の解任模索=米政権、銀行破綻巡り―報道



【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信は22日、トランプ政権がバー連邦準備制度理事会(FRB)理事の解任を模索していると報じた。2023年春に発生したシリコンバレー銀行の経営破綻に関するFRBの外部調査を巡り、当時副議長(金融規制担当)だったバー氏の責任を追及する思惑があるとみられる。関係者の話として伝えた。

今秋に中間選挙を控え、景気浮揚や株高を望む政権はFRBに金融緩和を繰り返し要求。求めに応じないパウエル前議長(現理事)に対し、FRB本部改修工事費の膨張に絡んで刑事捜査に乗り出すなど、圧力を強めていた。

報道によると、ボウマン副議長(金融規制担当)が外部機関に銀行破綻に関する検証を依頼。結果はまだ出ておらず、ホワイトハウスも調査を理由としたバー氏の解任には否定的な見解を示しているものの、トランプ氏周辺は解任について非公式に協議しているという。

バー氏は22年、バイデン前政権下で副議長に就任。金融規制に否定的なトランプ氏の大統領復帰を受け、対立を避けるために25年2月に副議長を辞任した。

〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のバー理事=2025年10月、ワシントン(EPA時事)

2026年07月23日 17時54分


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