
不動産調査会社の東京カンテイ(東京)は24日、8月の東京都内の中古マンション価格(70平方メートル換算)が前月比0.2%下落の1億1274万円だったと発表した。前月を下回るのは2年4カ月ぶり。都心部の価格調整が都全体に波及した。
地域別に見ると、都心6区が0.7%下落の1億8068万円。東京23区では0.4%下落の1億2677万円だった。いずれも下落幅は小さいものの、高値が続いたことで在庫が増え、値下げする物件も出ている。
高収入の共働き世帯でも買いづらくなったことに加え、短期売買に対する規制強化の動向をにらみ、投資家が売却する動きも強まっているという。担当者は「本格的な下落局面入りもあり得る」と指摘している。
〔写真説明〕東京都心のマンション群(資料写真)
2026年09月24日 16時25分