ロシアのノバク副首相は21日、同国産軽油を積んだタンカーが22日に米国へ出発すると明らかにした。タス通信が伝えた。
ノバク氏によると、タンカーは4万トンの軽油を輸送する。11月3日の米中間選挙を控え、軽油価格高騰が米与党共和党への逆風となる中、米ロ首脳は9日、ロシアが軽油30万トン超を直ちに米国と国際市場に供給することで合意していた。
米国のイラン攻撃をきっかけとした中東情勢悪化や、ウクライナによるロシアの製油所攻撃に伴い、米国の軽油価格は高止まり。トランプ大統領は共和党の支持基盤である農家やトラック運転手らへの打撃を和らげるため、軽油価格の引き下げに躍起となっている。
首脳合意を受け、米財務省は対ロ制裁を一部緩和。ロシア産軽油の米国などへの販売・輸出を2027年4月上旬まで認めると発表した。
2026年10月21日 19時49分
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