
【カイロ時事】ロイター通信は18日、イスラエルがレバノンで続けるイスラム教シーア派組織ヒズボラへの軍事作戦に関し、同国内で以前より広範囲を統制下に置くことを明示した地図を公表したと報じた。米イランが署名した覚書では「レバノンの領土一体性と主権を確実なものとする」とうたわれており、ロイターはイスラエルが「覚書にあらがう姿勢」を鮮明にしたと伝えた。
ロイターによると、イスラエル高官は同国からレバノン南部に10キロ入った領域での部隊展開についてトランプ米政権と「頑固な交渉」を続けていると語った。また、イスラエル軍当局者は「わが国の民間人への脅威を取り除く」とし、支配地域を超えた地点でも作戦を行うと強調したという。
レバノンメディアは19日、同国南部に対するイスラエル軍の18日からの攻撃で、子供を含む少なくとも25人が死亡したと伝えた。ヒズボラは「イスラエルの戦車3両をミサイル攻撃で炎上させた」と発表した。イスラエル兵の4人が死亡したと報じられており、同国軍が攻勢を強める可能性もある。
〔写真説明〕18日、レバノン南部ナバティエで、崩壊した建物の付近を歩く親子(AFP時事)
2026年06月19日 17時26分