トランプ氏、イタリア首相を「侮辱」=外相の訪米が急きょ中止に



【パリ、ワシントン時事】イタリアのタヤーニ外相は19日、メローニ首相がトランプ米大統領に「侮辱」されたとして、21~22日に予定していた訪米の中止を急きょ決めたと発表した。これより先、トランプ氏は険悪な関係になっているメローニ氏が15~17日の先進7カ国首脳会議(G7サミット)で「写真を(一緒に)撮ってほしいと懇願した」ため、「気の毒に思った」などとイタリアのテレビに語っていた。

メローニ氏はSNSに投稿した動画で「トランプ氏の発言は完全なでっち上げで驚いている。私とイタリアは決して懇願しない」と否定。トランプ氏が同盟国に対して攻撃的に振る舞う一方で「西側・米国の敵国指導者に断固とした姿勢を示さず、迎合的なのは残念だ」と皮肉った。

トランプ氏は20日、SNSで改めて「メローニ氏がG7の会合中に何度も写真撮影を求めてきた」と主張。メローニ氏の人気が低下しているのは、米国の対イラン軍事作戦の支持を拒んだためだろうと述べた上で、「支持率を上げるために再び友人になりたいと望んでいるが、お断りだ」と投稿した。

〔写真説明〕先進7カ国首脳会議(G7サミット)の合間に会話するトランプ米大統領(左)とイタリアのメローニ首相=17日、フランス東部エビアン(イタリア首相府提供・AFP時事)

2026年06月20日 22時07分


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