
【ワシントン、カイロ時事】トランプ米大統領は4日、イラン中部の核施設があるとされる「ピックアックス山」を「間もなく攻撃するかもしれない」と語った。ホワイトハウスで記者団に述べた。過去にも同山への攻撃をたびたび警告している。
トランプ氏は「ピックアックス山で活動している全ての人を把握している」と主張。「何か悪いことが起きれば、彼ら(イラン)をたたく」と話した。具体的な情報には触れなかった。同山の地下トンネルにはウラン濃縮に必要な遠心分離機が設置されていると報じられている。
米中央軍は5日、イランの主要原油積み出し拠点カーグ島付近などで同国の原油タンカー3隻を同日に攻撃、破壊したと発表した。これより先、地域で警戒に当たっていた米軍の空母と駆逐艦がイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の弾道ミサイル攻撃を受けたが、回避に成功したとしている。
一方、米財務省は4日、イランに対する経済制裁強化の一環として、トルコに拠点を置く「ゴールデン・グローバル投資銀行」とその子会社を制裁対象に指定した。同省によれば、革命防衛隊で対外工作を担うコッズ部隊による数千万ドル(約数十億円)相当の取引を仲介していたという。銀行側は「事実無根だ」と反論した。
〔写真説明〕トランプ米大統領=4日、ワシントン(EPA時事)
2026年09月07日 15時41分