【ロンドン時事】先進7カ国(G7)外相は23日、ミャンマーで国軍のクーデターに抗議するデモ隊に治安部隊が発砲し死傷者が出たのを受けて声明を出し、「平和的な抗議活動に対する暴力を断固非難する」と表明した。
声明は「国軍と警察は最大限自制し、人権と国際法を尊重しなければならない」と指摘。「非武装の人々に対する実弾使用は容認できない」と強調し、平和的なデモ隊に暴力を行使すれば責任を追及するとけん制した。
また、クーデターを改めて批判するとともに、拘束されているアウン・サン・スー・チー氏らの「即時・無条件解放」を求めている。
2021年02月23日 19時48分
international